vs宮崎大学
11月11日(日)に湯布院スポーツセンターにて宮崎大学との試合が行われました。
結果は惜しくも22-27で敗れました。
今年、宮崎大学は圧倒的な力を発揮していて今季のⅡ部リーグで注目されているチームです。
そんなチームだからこそ、今日の大分大学のモチベーションは試合スタートから高く見えました。
アップ時からしっかり声を出し、雰囲気を作る選手たち。
そしてそのモチベーションの高さと雰囲気作りは試合にしっかり繋がりました!
なんと、前半4分に大分大学(9:渡部)のペナルティゴールが決まり先制点をGET!
その後、宮崎大学に5点を取られるも、前半9分に大分大学(5:関)がトライ!キックも決まりチームの雰囲気は更に良い方向へ。
さらに、前半18分大分大学(15:天沼)が2トライ目!選手達に笑顔が!
前半はその後宮崎大学に2トライを決められハーフタイム。
しかし前半は15-15と同点。
前半から見てチームの力は負けていません。
後半はメンバーを入れ替えてのスタート。
後半21分宮崎大学にトライを決められますが、前半での可能性を捨てず、31分大分大学(7:高橋)がトライ!
ベンチで応援していた選手達の中にはうっすら涙を浮かべる選手も。
残り時間が少なくなる中、同点へ持ち込み「勝ち」への可能性は大いにある状況。ますます士気は高まります。
しかし後半35分宮崎大学にトライを決められ、残りわずかの時間、宮崎大学は守りに入り、大分大学は攻める。
確実に攻めに行くため全員で集まる姿も。
しかし、お互いが譲る事の出来ない状況のなかゲームは切れ、27-22わずか5点差で敗れました。
きっと誰に聞いても「悔しい、勝つ事が出来たはずだ」と答える試合。
ただ、成長を遂げ注目されているチームと互角に試合を出来たという事は着実に大分大学も成長をしている証拠です。
それが証明された試合だったと思います。
試合前の練習で中村コーチからミスについての話がありました。
「ラグビーのミスにはどんな種類があるか?」
今回の試合で何のミスが起きていたのか。
ミス以外の不足したものがあったのか。
ここからは、考えて練習していくことしか出来ません。
でも悪い点を改善するだけでなく、良い点を落とさず伸ばしていくことも大事です。
悪い点を改善しようとすると、生まれ持った才能でない限り良い点だったものを疎かにしがちです。
良い点をキープし伸ばす為には、周りとのコミュニケーションが要。良い点を讃え合い、個人の強みだったものをチームの強みにしていく。そうなれば15人、リザーブも合わせたら23人の強みが1チームの強みになるのです。
ミスを咎めることだけでは成長出来ない。
それ以上にお互いの良いところを讃え合うことこそ成長は大きいと今回の試合で感じる場面が多かったです。
つい熱くなり長々と書いてしまいましたが、最後に。
今回の試合では県内外から多くの方々が応援に駆けつけて下さいました。
心からお礼申し上げます。
選手達に皆さんの応援がしっかり届いていたからこそ、あの試合が出来たのだと感じています。
今季残り2試合となりました。
大分と福岡での試合ですので、また熱い声援をお送りください。
よろしくお願い致します。
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